自家筋力によるもの
・こむら返り
・肉離れ
・筋、腱断裂
・筋挫傷
重度の肉離れの場合、内出血が出現します。この場合、日常生活は、2週間程度で楽にはなりますが、スポーツの完全復帰には1カ月以上かかるケースがありますので、ご注意ください
膝の内側の痛みでスポーツ選手に多くみられる代表的なものが「鵞足炎」です。
鵞足炎は「縫工筋」「薄筋」「半腱様筋」の3つの筋肉の付着部(筋肉が骨に付いている場所)がガチョウの足に似ていることから3つの筋肉を総称して鵞足と呼んでいます。
炎症の起きる原因として膝の曲げ伸ばしが増えることで鵞足と膝の骨がこすれあい炎症が発生します。
そのため、スポーツ選手に多くみられるケガの1つです。また、スポーツを行っていない中高年にも症状が現われる方います。
スポーツ選手の場合、激しい練習が続いた後や練習をしないでマラソン大会に参加した人などが多く、筋肉の柔軟性がない方がよく痛みを訴えます。
普段運動してない人の場合、O脚、X脚、偏平足な方に多くみられる傾向があります。その他にも、腰の片側に痛みが出る方は同時に膝が痛いを訴えることがありますが、この場合骨盤の歪みが考えられます。
対策
鵞足炎の場合、繰り返しの運動で痛みが出ることが多く、太ももの筋肉が硬いので運動する前のストレッチが一番重要です。
マラソン大会などに参加するたびに膝の痛みを訴える方は、あらかじめテーピングを付けて参加することで痛みを軽減することが出来ます。
20歳 男性 第5趾基節骨骨折
10日前に壁に足の指をぶつけて負傷。初検、整形外科を受診。5㎝のアルフェンス(固定具)を渡され、2週間後の再診まで患者さん本人に固定するようにと指示。しかしながら、日に日に痛みが増したため当院に来院。
当院での施術
・酸素カプセル
・超音波治療
・固定法の変更
通院直後から痛みは半減。この骨折は、ほとんど転移もなく軽度ではありますが、誤った固定法ではなかなか痛みが取れません。接骨院の骨折の後療法の利点として、毎回患部を確認や直接患部への施術ができるため、痛みを早く取り除くことができます。