院長ブログ
陸上競技の長距離選手に多く見られるスポーツ障害です。近年のランニングブームで市民ランナーが症状を訴えるケースが多くなっています。

痛みの場所は、膝の外側に現われます。特にO脚、体重が外側にかかって走る方、膝関節の変形が進んで膝が不安定になっている人、かかとの外側がすり減った靴を履いてランニングする方が痛みを訴えます。
腸脛靱帯炎を発症しやすいスポーツ
陸上競技(長距離)、水泳、エアロビクス、バスケットボール、自転車、登山など
診断
徒手検査法
膝を90度曲げた状態で大腿骨外顆を指で押しながら膝を伸ばした時に痛みが現われた場合、腸脛靱帯炎の可能性があります。
予防
腸脛靱帯炎の主要因は、柔軟性不足と使い過ぎです。元々筋肉の柔軟性がなくあまりストレッチを行わない方が多くいますので、特に柔軟性がないと認識している方は、計画的な練習と練習前と後のストレッチが大事になります。
大会前の激しい練習により痛め、大会に臨まないといけない方は、テーピングによる固定が痛みの軽減になるためテーピングを施します。
年末年始のお知らせ
12月29日 午前中のみ
12月30日~1月4日 休み
1月5日 通常通り

はり、きゅう治療についてのご案内
鍼の適用症例
WHO(世界保健機関)で鍼灸療法の有効性を認めた病気の1部をご紹介します。一般に、鍼灸療法は肩こり、腰痛、神経痛、関節炎ぐらいしか効果がないように思われがちですが、多くのつらい症状や病気に効果があります。
偏頭痛、頭痛、顔面神経麻痺、めまい、突発性難聴、各種神経痛、末梢神経疾患、胃腸炎、便秘、腰痛、五十肩、テニス肘、野球肘、生理痛、腱鞘炎、肉離れ、逆子、副鼻腔炎、各種捻挫・・・などが挙げられます。

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当院で5年間勤務した、小林先生が佐倉市で分院長として9/21に開院いたします。

7/23(日)当院が日頃から取り入れています。ボキボキしない痛みのない骨盤矯正法である、JRC(関節可動矯正法)の創始者である栃木県のたしろ接骨院の田代院長のさらなるブラッシュアップセミナーに、小林先生と参加してきました。


この骨盤矯正法は、患者さんの負担も少なく子供やお年寄り、妊婦さんでも安全な矯正法です。
問診時の保険適用の流れ
①急性、慢性でいつ、どこで、何をして
急性→接骨保険
慢性→鍼灸保険 提携クリニックにて同意書取得したのちに施術となります。
慢性の痛みではり、きゅうはやりたくない方→自由診療 3240円(保険の約10割負担分の計算)
原因がわからない、筋肉痛、疲労→自由診療 3240円(保険の約10割負担分の計算)
当院では、各種保険取り扱いを行っています。
・接骨院の保険
・鍼灸院の保険
・労働災害保険
・自賠責保険
各種保険には、個々に取り扱い規定がありますので、当院では患者様の状況によって案内しています。
・接骨院の保険
急性期の原因がある痛みに対して適用されます。
*急性期は1週間程度を示しますが、1週間以上経過したものでも理由があれば適用されます。
*他の整形外科、接骨院で治療を受けて、当院にて転院する場合も受傷日、受傷原因がわかるものには適用されます。
・鍼灸院の保険
①神経痛 ②リウマチ ③頚腕症候群 ④五十肩 ⑤腰痛症 ⑥頸椎捻挫後遺症 ⑦その他
などの慢性疾患を医師が診断して、なおかつ3か月1度医師の同意書を得たものを適用されます。
保険者によっては、償還払い(窓口10割負担)のところもあります。
・労災保険
通勤中のケガや業務中のケガをした場合に適用されます。(一部、適用されない場合もありますので、労働局にて確認が必要です。)
・自賠責保険
交通事故での取り扱いになります。(当て逃げは、健康保険での対応となります)

20歳 男性 第5趾基節骨骨折
10日前に壁に足の指をぶつけて負傷。初検、整形外科を受診。5㎝のアルフェンス(固定具)を渡され、2週間後の再診まで患者さん本人に固定するようにと指示。しかしながら、日に日に痛みが増したため当院に来院。
当院での施術
・酸素カプセル
・超音波治療
・固定法の変更
通院直後から痛みは半減。この骨折は、ほとんど転移もなく軽度ではありますが、誤った固定法ではなかなか痛みが取れません。接骨院の骨折の後療法の利点として、毎回患部を確認や直接患部への施術ができるため、痛みを早く取り除くことができます。
当院では、AirREGI、Airペイを導入に伴いクレジットカード決済、交通系電子マネーが可能になりました。
Airペイで現在対応しているすべてのカードが使えるようになりました。
詳しくは、スタッフまで


ケガを起こしたとき、痛めた患部が「急に赤く腫れ上がった」「ズキズキ痛む」こんな時すぐに医療機関にかかれない場合、損傷部位の障害を最小限にとどめるために行う方法を「応急処置(RICE処置)」といいます。
RICE処置は応急処置の基本です。
RICEとは、
R rest(安静)
I ice(冷却)
C compression(圧迫)
E elevation(挙上)
の頭文字を並べたものです。
1、Rest(安静)
損傷部位の腫脹(腫れ)や血管、神経の損傷を防ぐことが目的です。
包帯やテーピングにて、損傷部位を固定します。
2、Ice(冷却)
二次的な低酸素障害による細胞壊死と腫脹を抑えることが目的です。
ビニール袋やアイスパックに氷を入れて、患部を冷却します。15~20分冷却したら(患部の感覚がなくなったら)外して、また痛みが出てきたら冷やします。これを繰り返します。(1~3日)
3、Compression(圧迫)
患部の内出血や腫脹を防ぐことが目的です。
包帯やテーピングにて、損傷部位を固定します。
4、Elevation(挙上)
腫脹を防ぐこと、腫脹の軽減を図ることが目的です。
損傷部位を心臓より高く挙げることが目的です。